約 4,012,996 件
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/158.html
光への覚醒 【ライダー名】 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム 【読み方】 かめんらいだーあぎと しゃいにんぐふぉーむ 【変身者】 津上翔一 【スペック】 パンチ力:15tキック力:45tジャンプ力:ひと跳び75m走力:100mを4秒 【フォームチェンジ】 仮面ライダーアギト グランドフォーム仮面ライダーアギト ストームフォーム仮面ライダーアギト フレイムフォーム仮面ライダーアギト トリニティフォーム 【強化フォーム】 仮面ライダーアギト バーニングフォーム 【登場作品】 仮面ライダーアギト(2001年)仮面ライダーディケイド(2009年)仮面ライダーウィザード(2013年)劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年) 【初登場】 第37話「暗闇の戦士」 【詳細】 輝く光の力を宿すアギトの最強形態。 バーニングフォームへと変身した状態で太陽光のエネルギーを取り込むことで、全身の外殻が砕け散り変身が完了する。 バーニングフォームが有する膨大な力のコントロールが完全に可能となり、絶大な力を得る。 バーニングフォームに比べパンチ力は低下したものの、キック力は3倍にまで高まり総合的な戦闘力は遥かに上回る。 専用武器はシャイニングカリバーを分離したツインモード。 ツインモードの素早い二刀流にて相手を切り捨てる。 防御力は硬度10と記されている。 【各部機能】 シャイニングフォームの頭部はクロスホーンが6枚に展開した状態を保つ。 黄金色に染まったコンパウンドアイズはグランドフォームの3.5倍の視力を持ち、35km先の人間の顔すら識別が可能。 両耳のエンハンスドイヤーも35km四方のささやき声を聞き取る聴力を持つ。 シャイニングフォームへと覚醒したことで、胸部中央のワイズマン・モノリスは黄色に変化し、紋章のようなものが浮かび上がっている。 ワイズマン・モノリスが供給するエネルギーを受け止めるパワーシェルアーマーは、そのエネルギーを全身の強化筋肉へと均等に配分。 両拳のハンマーシェルクラブはグランドフォーム時の倍以上となる15tのパンチ力を生み出す。 また、両腕を覆うアームブロックシールドは3枚の装甲板から成り、下腕部を保護する小型の盾として相手の攻撃を受け止める。 必殺技はシャイニングカリバーにて素早く相手を斬り倒す「シャイニングクラッシュ」、空中に白のアギトの紋章を浮かび上がらせ、そこに向け飛び蹴りを放ち相手に向けて突撃する「シャイニングライダーキック」。 最終話ではこの形態に直接変身する演出がある。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1551.html
【ライダー名】 仮面ライダーパンクジャック フィーバーモンスターフォーム 【読み方】 かめんらいだーぱんくじゃっく ふぃーばーもんすたーふぉーむ 【変身者】 晴家ウィン 【スペック】 パンチ力:15.5tキック力:32tジャンプ力:ひと跳び6.3m走力:100mを7.9秒 【基本形態】 仮面ライダーパンクジャック エントリーフォーム 【声/俳優】 崎山つばさ 【スーツ】 蔦宗正人 【登場作品】 仮面ライダーギーツ(2022年) 【初登場話】 12話「謀略III:スロット★フィーバー」 【詳細】 晴家ウィンがデザイアドライバーとフィーバースロットバックル&モンスターバックルを装着し変身した「パンクジャック」と呼ばれる戦士の強化形態。 フィーバースロットバックルは右側に装着、モンスターバックルを左側へ装着。 フィーバースロットバックルとモンスターバックルでデュアルオンし、フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを倒し、対応したバックルと絵柄を一致させることで「フィーバー」機能が発動。 その結果としてモンスターバックルの力を相乗し、本来は上半身か下半身のみ実装となるモンスター装備を全身の部位へと同時に実装できる。 モンスターフォームと同様、拡張武装はない。 【各種機能】 頭部のモンスターパンクジャックヘッドは軽量ながら非常に強固な複合装甲を採用し、あらゆるダメージから頭部を保護するパンクジャッククレストギアに保護され、プレイヤーの頭部機能を拡張する役割を持つ。 他、ビジュアルアイテムとしての一面も持ち、個人識別符号端末「IDコア」に刻まれたライダーズクレストを象徴した形状を有し、パンクジャックの視認性を高めている。 パンクジャック最大の特徴である耳パンクジャックイヤーはジャマーエリア外との通信が可能。 複眼部分のブルーパンクジャックアイは攻撃を放つタイミングを見極めるための優れた動体視力を与え、打撃を最大化する対象のウイークポイントにマーカーを表示する機能を備える。 フィーバーフォーム時は複眼は金色に変化している。 額にはオーディットシグナルと呼ばれる検査装置を持ち、仮面ライダーの状態を常時モニタリングし、各部の稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断、必要に応じて変身解除を実行する。 モンスターバックルをセットしたことでモンスターヘッドガードと呼ばれる強化装備が追加されており、頭部全体にモンスターバックルの拡張機能を付与し格闘能力を向上させる。 口腔部には大騒音下でもクリアな会話を実現するボイスチャット機能を持つモンスタークラッシャーを装備。 協力プレイなどで仮面ライダー間の意思疎通を図る事が可能。 フィーバーモンスターフォームの胸部はキラボシチェスターに覆われている。 モンスターバックルと紐付けられた胸部拡張装備であり、デザイアドライバーから供給されるエネルギーを星形の打撃力に変換して腕部に供給することで超強力なパンチ力を与える役割を持つ。 バランサーとなるフィーバークロスマントを着用し、各種機能を最大限に発揮させる「フィーバー」に対し、それに伴うエネルギー負荷や身体的ダメージなどを調整し、安定させる役割を持つ。 両肩のスターアーマーは腕部の柔軟性を高めて伸縮自在とする機能がある。 これにより、予想もつかない角度からの打撃で対象をビックリさせることができる。 手部拡張装備モンスターグローブはグローブごと手の質量を増大し、密度を高めることで一撃必殺のモンスター級特大パンチを繰り出す。 フィーバーモンスターフォームの下半身はモンスターバックルに紐付けられた拡張装備により黄色や青色の装甲を装着している。 大腿部には拡張装備としてパワフルサイを有し、胸部装甲のキラボシチェスターと同様の機能を持つ。 デザイアドライバーから供給されるエネルギーを星形の打撃力に変換して脚部に供給することで超強力なキック力を与える役割を持つ。 両膝部拡張装備であるスターアーマーは脚部の柔軟性を高めて伸縮自在とする機能を持ち、予想もつかない角度からの打撃で対象をビックリさせることができる。 ブーツごと足の質量を増大し、密度を高める両足部拡張装備ビッグブーツを装着、一撃必殺のモンスター級特大キックを繰り出す。 必殺技は「ハイパーモンスタービクトリー」。 公式サイトでは「ゴールデンフィーバビクトリー」しか記載されていない。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1278.html
「シンギュライズ! 破壊! 破滅! 絶望! 滅亡せよ! コンクルージョン・ワン!」 【ライダー名】 仮面ライダーアークワン 【読み方】 かめんらいだーあーくわん 【変身者】 滅(予測)飛電或人 【スペック】 パンチ力:54.2tキック力:104.4tジャンプ力:ひと跳び93.6m走力:100mを0.6秒 【声】 砂川脩弥(予測)高橋文哉 【スーツ】 縄田雄哉 他 【登場作品】 仮面ライダーゼロワン(2020年)仮面ライダーガッチャード(2024年) 【初登場話】 第42話「ソコに悪意がある限り」(ゼロワン) 【詳細】 アークドライバーワンとアークワンプログライズキーを使い変身した人工知能アークの更なる戦闘形態。 元々アークドライバーゼロには拡張の余地があり、そこは未知なる進化に備えた箇所だったのだが、 アークはその領域に達することなく、ヒューマギアと人間の双方から「敵意」を向けられたことで共闘され滅び去った。 一人の人間の思惑によって、その悪意は人工知能アークを生み出した。 人類滅ぶべしという悪意に満ちたAIはラーニングの繰り返しによって生みの親の手を離れ、 人類とヒューマギア双方を滅ぼす、という結論を導き出す「意思」に育った。 そして、その悪意に満ちた「意思」を最悪の形で受け継いだ者がいる。 ――――それは、「飛電或人」。 そう、仮面ライダーアークワンの変身者は『仮面ライダーゼロワン』という物語の「主人公」、飛電或人本人。 アークドライバーゼロに起動したアークワンプログライズキーをセットすることで、ドライバーのカバーが展開し、アークドライバーワンへと変化。 アークゼロの全能力も上回る力を有し、前形態よりも仮面ライダーゼロワンの姿に近くなりつつも、その装甲からは色が失われて真っ白になっている。 まるで、或人が抱いていた夢が、白紙化してしまったかのように。 基本的には徒手空拳で戦うが、その驚異的な身体スペックにより戦闘力は圧倒的であり、アークゼロの機能を有しつつも、強化された戦闘力は他のライダーたちを圧倒する。 身体スペック自体はゼロワンの到達点の1つ、仮面ライダーゼロツーよりも低下しているが、アークワンに変身しているのがゼロツーに変身できる或人なので、 仮面ライダーゼロツーは仮面ライダーアークワンの敵になりえない。 そもそもアークのシステムは悪意を力に変換するため、滅への復讐心、悪意に心が満たされてた或人はアークワンの力をこれ以上なく引き出している。 劇中では不破諌や刃唯阿の脳内に埋め込まれた人工知能チップのデータを初期化することで、エイムズショットライザーを使えなくするという方法で変身能力を奪い、戦闘不能へと追い込むなど、人間とAIが一体となった未知数の力も見せる。 人工知能と、人間の共存。 最悪の形で実現してしまった、飛電或人の、夢の果て。 【各種機能】 アークワンヘッドはアークゼロヘッドから更にゼロワンのホッパーマスクへ形状が近づいている。 AIでの処理を前提とした超高性能アンテナや視覚、聴覚装置が装備されているのはアークゼロから変更されていないが、顔面部を保護するアークワンフェイスの形状は 形状は対峙した者に及ぼす心理的影響の予測に基づいて、デザイン、構築されたもの。 全体的な姿から初めて目撃した滅や不破たちはアークが復活したものと誤認したが、変身を解除し変身しているのが或人であることが明らかになると(視聴者を含めて)その衝撃の度合は凄まじいものとなった。 片方しかないアンテナ部位のアークワンフェイスアンテナは環境に応じて指向性を変更し、各種電子機器との通信やレーダー機能など、 複数種の膨大な情報を同時に送受信可能なスマートアンテナを採用し、各種電子機器へのハッキングを行う。 アークワンフェイスイヤーは音声情報収集装置で、半径10キロに及ぶ集音範囲を誇る聴覚センサーに加え、ネットワークに侵入することで携帯電話などの通信機器、ヒューマギアをはじめとするAI搭載機器などから音声データを収集することが可能。 集めたデータにフィルタリング処理を施すことで、任意の音を取り出して聞くことができる。 額の制御装置アークシグナル ワンは脳波を操作することで装着者が持つ悪意以外の感情を鎮静化させて、意識の集中を図る。 また、装着者の体の稼働効率、不具合などをチェックして、機能の限界を引き出すための調整を随時行う。 この機能によって或人は滅への憎悪に取り憑かれてしまっているのだが、逆に言えばこの機能に変身者を操る機能はない。 感情を偏らせているので、ある意味での洗脳とは言えるが、装備一式を扱うかどうかの決断は変身者に委ねられているため、アークワンへの変身自体は或人の決断によるものである。 悪意に染まったアークとも、血走った目とも思わせるアークワンフェイスビジョンはネットワークに侵入し、偵察衛星や施設内の防犯カメラ、 ヒューマギアを始めとするAI搭載機器から映像データを収集してあらゆる場所を自らの視界へと変えてしまう。 左目のエクリプスアイはゼロワンなどにも採用される方式の異なるイメージセンサーを複眼状に集合させたもので、画像処理と組み合わせることでサーモグラフィーやX線撮影をはじめとした多様な情報を抽出することができる。 全身を覆うのはシュレーディングテクターと呼ばれるパワードスーツ。 「アークドライバーワン」から放出された液体金属が、装着者を包み込むことで形成され、耐靭性、耐摩耗性に優れた特殊生地内に流体金属が封入され、柔軟性を維持したまま装甲としての機能を果たしている。 他のライダーシステムと比較して、生命維持や人命尊重のための装備が極端に軽減されており、長時間の変身は装着者に過度の負担を強いる。 胸部装甲のデウスエクスパイトには装着者が抱く悪意をエネルギーとして変換し、悪意の波動「スパイトネガ」を生成する。 このスパイトネガは、正面をクロスする赤いライン「エクスレッドポジション」から周囲に発することが可能で、爆発的な破壊をもたらす。 両肩の装甲アークワンショルダーの主材として採用された流体金属は、硬度と密度を一時的に高めることで、「スパイトエッジ」と呼ばれる鋭利な形状に変形し、刺突武器となる。 両腕のエルゴニースアームはシュレーディングテクターから「Mストリング」という動力ケーブルがまるで人間の神経のように張り巡らされており、外部から装着者の動きを補強する。 同時に変身ベルト「アークドライバーワン」から供給されるエネルギーを注入することで、対象を殲滅するための力を装着者に与える。 これは脚部のエルゴニースレッグにも同様のシステムが搭載されている。 アークワンガントレットは手及び前腕部装甲であり、指先が「スパイトネイル」と呼ばれる指先の鋭利な装甲に覆われ、大腿部のアークワンキュイスから展開されるバリアを利用し、 対象に対する斥力や引力を操作することであらゆるものの自由を奪うことが可能。 手のひらには照射成形機「ビームエクイッパー」が装備され、アタッシュウェポンなどの様々なデータをモデリングビームにて実体化する他、悪意の波動「スパイトネガ」の照射口としても機能する。 大腿部装甲のアークワンキュイスにはクーロンジェネレーターと呼ばれるエネルギー障壁発生装置が内蔵されており、電荷を操作してクーロンバリアを展開し全身の装甲表面に形成、物理的な攻撃を反発力で退ける。 装甲の強度に頼らない防御故に突破してダメージを与えるのは困難と思われる。 また、このアークワンキュイスのベクトル操作能力は脛部装甲であるアークワングリーブでも利用されており、バリアを利用して自身にかかる斥力や引力を操作し、空中浮遊やマニューバの高速化を可能としている。 足部装甲のアークワンサバトンは必殺技の発動時には、対消滅フィールドを展開することで、抵抗や障害となる物質をエネルギーに変換することができる。 これにより物理的防御を無効化すると同時にキックの破壊力を向上させる。 使用武器は状況に応じて使い、設定上アークゼロ同様その場で武器を作り出すことも出来るだろう。 しかし、或人の変身したアークワンは徒手空拳で戦っており、マギアとて容赦のない戦いっぷりは恐ろしさを感じさせると共に、どこか悲しさもある。 最終回では様々なアタッシュウェポンを生成し、滅アークスコーピオンと激闘を繰り広げた。 必殺技はドライバーのアークローダーを連続で押すと技が変わる「パーフェクトコンクルージョン」。 全部で10段階存在し、ベルトのボタンを操作することでレベルが上昇していく。 段階は悪意、恐怖、憤怒、憎悪、絶望、闘争、殺意、破滅、絶滅、滅亡。 作中では全方位に強烈な衝撃波を放つラーニング5の「絶望」とライダーキックを放つラーニングエンドの「滅亡」を司る技を使用した。 【活躍】 第42話より登場。 イズの予測内では滅が変身し、飛電或人を抹殺するはずだった。 劇中ではイズを破壊した滅への憎しみを持った飛電或人がアズから得たアークワンプログライズキーで変身、バルカン、バルキリー、滅、迅を必殺技で圧倒した。 第43話では自分を止めようとするランペイジバルカン、バルキリー、サウザーと交戦し、能力でランペイジバルカン、バルキリーを変身不能にし、サウザーのベルトを破壊。 その後、滅スティングスコーピオンとの対決に挑むも、滅を庇った迅バーニングファルコンをパーフェクトコンクルージョン(キック)で破壊してしまう。 第44話では飛電に戻る事もできずに放浪する中、滅の演説で自分がアークになった事を知り問い詰めてくるヒューマギア達を前に動揺を隠せず逃走。それでももう元には戻れないと接触してきた不破や亡を突き放し、オルトロスバルカンとの戦闘となったがゼロツーに変身して撃退。しかし図星を突かれて感情的になった際は、一撃を浴びせた瞬間にアークワンの姿が映るという演出があった。 もう1体のアークとなった滅アークスコーピオンと対峙する際に変身。 最終話ではアークスコーピオンと戦いを続けるが、すでに迅を破壊したことで、或人自身が後悔しており、アークの悪意を払拭、アークスコーピオンに倒されることを望む。 そして、アークスコーピオンの「ヘイトレッドインパクト」をあえて受けることで自身のドライバーを破壊し変身を解除した。同時に、アークワンのライダーシステムが停止したことで悪意の浸食も消失した。 オルトロスバルカンと戦闘をして撃退したその夜にゼアの人工知能を介して現れた飛電其雄から渡されたデータからゼロツードライバーが生成した、3号機の飛電ゼロワンドライバーを装着する。 その手の中、或人の心の強さに応えるように握られていたライジングホッパーキーがクリアブルーに変化する。 そして、芽生えた心に振り回される滅が振るった拳を片手で受け止め── 仮面ライダーガッチャードではまさかの復活。 いくつもの並行世界を渡り歩くハンドレッドという組織がゼロワンの世界の技術を複製したものであり、アークドライバーゼロとアークワンプログライズキーを使い、ハンドレッド4人衆の一人、サイゲツが変身した。 【余談】 主人公の変身するいわゆる悪堕ちフォーム。 劇場版などで登場したこともあったが、本編中に登場するのは珍しい。 暴走状態の「メタルクラスタホッパー」もそうと言えるかもしれないが、こちらは自発的に変身しているのでそちらとは事情がやや異なる。 劇場版ではある種の暴走をした「ヘルライジングホッパー」が登場。 半公式のファイナルステージでは赤く塗装されたような「仮面ライダーアークゼロワン」が登場する。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1291.html
「烈火抜刀! 二冊の本を重ねし時聖なる剣に力が宿る! ワンダーライダー! ドラゴン!ピーターファン!」「二つの属性を備えし刃が研ぎ澄まされる!」 【ライダー名】 仮面ライダーセイバー ドラゴンピーター 【読み方】 かめんらいだーせいばー どらごんぴーたー 【変身者】 神山飛羽真 【スペック】 パンチ力:11tキック力:21.4tジャンプ力:ひと跳び21.7m走力:100mを4.3秒 【基本形態】 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン 【専用武器】 「火炎剣烈火」 【声/俳優】 内藤秀一郎 【スーツ】 浅井宏輔 【登場作品】 仮面ライダーセイバー/聖刃(2020年) 【登場話】 第3章「父であり、剣士。」 【詳細】 神山飛羽真が聖剣ソードライバー(火炎剣烈火装備)にブレイブドラゴンワンダーライドブックとピーターファンタジスタワンダーライドブックをセットし変身したセイバーの派生形態。 「とある大人にならない少年が繰り広げる夢と希望のストーリー」 ブレイブドラゴンワンダーライドブックはドライバーのライトシェルフ、ピーターファンタジスタワンダーライドブックはレフトシェルフのそれぞれの部位に装填する。 「神獣」属性のセイバーに、「物語」属性のワンダーライドブックを追加し変身したことで、炎を操る力に加え、幻想の力を得た。 左半身にも強固な鎧を装着し、浮遊能力や鉤爪による遠距離攻撃を行う幻想的な技を得ている。 【各部機能】 この状態の仮面ライダーセイバーは、聖剣ソードライバーのレフトシェルフにセットしたピーターファンタジスタワンダーライドブックの力が左半身ライドレフトに反映されている。 セイバーヘルムは新たに幻想の能力が追加されたセイバーヘルム ドラゴンピーターへと変化。 ブレイブドラゴン時の機能はそのままに、左側にピーターファンマスクが追加され、幻影を打ち払い、真実を見抜くことができる。 ピーターファンタジスタワンダーライドブックの力を得たセイバーの左半身は幻想を体現した青き装甲イリュージョメイルに覆われている。 不思議な浮遊感と身軽さを全身にもたらして幻想的な軽業「ピーターアクロバット」を行える。 左肩のピーターファンボールドはワンダーライドブックの力を宿し、妖精を顕現させる翼や冒険を楽しむための機知をもたらす。 左腕の装甲、デュエルガントは伸縮自在のチェーンで対象を捕える鉤爪「キャプチャーフック」を備え、自身の領域に引き込むことができる。 必殺技は名称不明。 ワンダーライドブックが先行販売しているため、もしかすると夏の映画が公開されていれば先行登場する予定だった可能性もある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10996.html
登録日:2011/02/28(月) 06 18 58 更新日:2023/02/17 Fri 19 52 44 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 VIPRPG夏の陣'09の5作目としてRPGツクール2000で作られたフリーゲーム。 ※紹介ページより抜粋 ネットやテレビが当たり前のように普及していて ナイ城や魔王城の類はなく 何か邪悪なものが渦巻くそんな世界で ウォーターは戦う ウォーターが主人公の18禁RPGです 裸で街を歩いたりできますが逮捕はされません しかし下手するととても酷い目に遭うこともあるかもしれません 上記の通り、18禁である。つまりエロゲーなのだが、シナリオも中々でそれなりに評価は高い。コマンドを使えばさくさくお手軽にプレイできる。 ■簡単なあらすじ 主人公であるウォーター(幼女)は、外を出歩く度に見知らぬ男達に輪姦される日々を送っていた。 そんな毎日に嫌気が差したウォーターは、力が欲しいと願う。 そんな彼女の前に現れたのはゴメス博士。 彼はウォーターに「裏もしもの力」を授ける…あと幼女じゃなくなる。その力を使い、自分を犯した男を殺し、復讐するウォーター。 その男のポケットから、いかにも怪しい組織のカードが……。 その名も『ブラックスパイラル』。 自分がこんな目にあった理由がこの組織にあるのでは、と考えたウォーターは組織の謎を追う。 最初にウォーターの絵柄を選択出来る。 基本的には普通にツクールらしいRPGで進んでいく。マップ移動時、横に立ち絵が表示されるが、それの表示非表示を選ぶことも出来る。 また、立ち絵の装備している肩当てや腰の布などを脱がすことが出来る。 脱いだウォーターの身体はどこか幼さを感じさせ、出るとこは出ていてエロい。 更に、脱いだ状態か否かで街の人々などの会話も変化する仕様になっている。 だが、紹介ページの文にある通り、脱いだままだと酷い目にあうことも…(※後述) ―使用キャラクター― ■ウォーターⅠ 主人公、わてり(英語にするとwaterⅠであり、Ⅰをiとするとローマ字読みで「わてり」となるため)。 剣の舞姫の2つ名の通り、使用武器は剣(但し、大きさは大剣には及ばない)。 ゴメス博士から裏もしもの力を授かり、その力で自分が犯され続けた理由を探す。 ストーリーが進む毎に、過去の記憶が頭をよぎっていく。 全てを思い出したとき、彼女は……。 ■ブラインド 最初の仲間。 序盤で気絶していたウォーターを助ける。純朴そうに見えて、女の子の身体には興味津々のムッツリ君。彼を連れている場合のみ、ある特殊なイベントが発生する。 戦闘面では、敵を状態異常にさせたり能力を下げたりする魔法を得意とする他、短剣の扱いに長けている。 ■偽ダーエロ 二番目の仲間。 味方なのに偽。 (偽がついてない方は敵) シスコンかつショタコンという変態。 フォースと呼ばれる魔法でパーティーメンバー全員のステータスを上昇させる事ができる。 フォースは専用のアイテムを使用することで習得できる。 また、槍を装備させる事も可能。 ■アルベルト ライバル兼最後の仲間。強さを求め世界中を旅している。 劇中で主人公一行に腕試しとして2度に亘って挑んでくるが、物語の中盤でパーティー入り。 なんと、仲間になるまでウォーターが女だと気付かなかった。 大剣を用いるパワーキャラで、戦闘でもかなり強い。 ストーリー毎に、自宅でのお風呂イベントがあるが、ちゃんとこなすとCG回収が出来るので、やり込む方はしっかりやろう。 ―ブラックスパイラル― ■ブライアン ポテチ城の元兵士。 幹部となり、ポテチ城の女兵士を拉致して犯したりしていた。 劇中では強制敗北イベントを含め、3回戦うことになる。 ■スターライト イケメソ。ウォーターとは因縁があるようだ。罠とは言えSMパーティーを開くなかなかの変態。 ■死神五世、ダーエロ、偽死神五世 三人でチーム行動するヤツら。 組織のボスの目的を叶える為に従っている訳ではないらしい。死神五世と偽死神五世は素敵なロリ。 ■デイジー 表の顔は修道女。しかし裏では、「ドクター」と呼ばれている組織内の研究者。 かつてゴメス博士と、もしもの力に関する研究を行っていた。 ■アレックス ウォーターを虐げたブラックスパイラルの長にして、当ゲームのラスボス。 かつては、先代ポテチ王の命によってブライアンとデイジーの3人で魔王を討伐した勇者だった。 しかし、ある事情により先代ポテチ王から見捨てられ、それ以来、温厚な性格は歪んでしまった。 この組織によって危うく輪姦やら強姦やらが許容される世界になってしまうところだった。 なんて素晴らし…ゲフンゲフン。なんて非道いんだ、ブラックスパイラル! ―BAD END(抜き所)紹介―(※) ■肉便器END 胸当てor布がない時に仲間を連れずに男子トイレに入ると発生。 多人数の男達にひたすら犯される。 ドット絵だけぶっかけあり。 ■ミノタウロスEND 同条件で牛と交尾していないミノタウロスに話しかけると発生。ミノタウロスは人間に欲情する変態牛で、閉じ込められて犯される。脱出は不可能。 ■奴隷END カジノで何万もの借金を出すと発生。 直接的な性交描写はないが、拘束され機械により快楽を与えられる。 最終的に誰かに売り飛ばされてしまう。 最後のウォーターの台詞が背徳感を誘う。 ■地下牢END 研究所クリア後に一人で旧魔王城の砂浜近くの地下牢に行くと発生。 二番~五番の牢を選ばされ、それに応じた会話がある。それ以外は共通。その後、3パターンに分岐する。 輪姦のドットアニメはとても良い出来なので必見。最後は砂浜で磔にされる。 どれも一貫して鬱ENDであり、耐性がない人には結構キツい。だが、CGがあるわけでもないのに何故か抜けてしまう不思議。 更に共通項として、必ず手錠と首輪がかけられる。装備欄も全て奴隷用みたいな物に変わっており、外すことも出来ない。 件の装備はこれである。 隷姫の手枷 悪夢の足枷 性奴の首輪 名前からしていかにもイヤらしいものばかりである。 ちなみに、ブラインドを連れてとあるイベントを行えばピアスが手に入り、立ち絵に常にピアスを表示出来たりする。 余談だが、発電所というステージがあり、そこをクリアした後にとあるイベントを受けられるようになる。この世界のどこかに四体の魔物がいるのだという。 名前は四体ともレジ○○。 リストアップするとこんな感じ。 水:レジアクア 雷:レジボルト 火:レジマグマ 風:レジウィンド ……ん? なんかズッwwwズッwwwとかスロスタなんてワードを感じるが、気にしてはいけない。 こいつらを倒せば、なかなか良性能の武器が貰え、全員倒せば偽ダーエロ用のクリスタルが手に入る。四体とも一筋縄にはいかないが、やる価値はあるだろう。 ゴメス「ならば君には『裏もしもの追記・修正』を与えよう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fourze13/pages/199.html
【種別】 ライダー 仮面ライダーフォーゼ 用語 【名前】 仮面ライダーフォーゼ ファイヤーステイツ 【よみがな】 かめんらいだーふぉーぜ ふぁいやーすていつ 【変身】 如月弦太朗 【声】 福士蒼汰 【身長】 200cm 【体重】 99kg 【パンチ力】 2.8t 【キック力】 7.0t 【ジャンプ力】 ひと跳び17m 【走力】 100mを6.5秒 【ステイツチェンジ】 ファイヤースイッチ 【武器】 ヒーハックガン 【必殺技】 「」() 【スーツアクター】 高岩成二 (JAE) 【登場話】 (第1クール) 第9話 【アストロスイッチと特殊装備(モジュール)】 【関連するページ】 仮面ライダーフォーゼ仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ 仮面ライダーフォーゼ エレキステイツ 仮面ライダーフォーゼ ファイヤーステイツ 仮面ライダーフォーゼ マグネットステイツ 【アストロスイッチと特殊装備(モジュール)】 仮面ライダーフォーゼ 番号 アストロスイッチ 特殊装備(モジュール) 部位 記号 01 ロケットスイッチ ロケットモジュール 右腕 ○ 02 ランチャースイッチ ランチャーモジュール 右脚 × 03 ドリルスイッチ ドリルモジュール 左脚 △ 04 レーダースイッチ レーダーモジュール 左腕 □ 05 マジックハンドスイッチ マジックハンドモジュール 右腕 ○ 06 カメラスイッチ 07 パラシュートスイッチ パラシュートモジュール 左腕 □ 08 チェーンソースイッチ チェーンソーモジュール 右脚 × 09 ホッピングスイッチ ホッピングモジュール 左脚 △ 10 エレキスイッチ→エレキステイツにチェンジ ビリーザロッド 右腕 ○ 【関連するページ】 MOVIE大戦 MEGAMAXに登場する仮面ライダー ライダー 仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダーフォーゼ エレキステイツ 仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ 如月弦太朗 第9話
https://w.atwiki.jp/hoshinokaabyi/pages/264.html
ウォーターガルボ 説明 ガルボのウォーター版。当然、火は噴かない。 水を口から放出し、地面を滑る様に飛んでくる。 中ボスに、ウォーターガルボをでかくした感じの敵、 ウォーターガルボロスというキャラもいる。 能力 ウォーター 出演 星のカービィWii 星のカービィ20周年スペシャルコレクション ←もどる
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/49021.html
魔殺のライダー キラー・ザ・キル SR 闇 (5) クリーチャー:クロス・ライダー/革命軍 5000 ■スレイヤー ■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。 砲撃のビークル ゲリランチャー SR 自然 (6) クリーチャー:クロス・ビークル/侵略者 5000 ■相手のクリーチャーが破壊された時、自分のバトルゾーンに《砲撃のビークル ゲリランチャー》がなければ、このクリーチャーを自分のマナゾーンから出してもよい。 ■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらのクリーチャーは自分を攻撃できない。 魔砲のクロス キルランチャー 闇/自然 (12) クロス・クリーチャー:クロス・ライダー/クロス・ビークル/革命軍/侵略者 12000 ■革命クロス召喚:コスト《魔殺のライダー キラー・ザ・キル》と《砲撃のビークル ゲリランチャー》 ■マッハファイター ■T・ブレイカー ■このクリーチャーが出た時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。 ■このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは攻撃できない。 (ゲーム開始時、クロス・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す) 作者:お出ましだッチ 自己評価 キラー・ザ・キルから出せば、マナに埋めておいたゲリランチャーを踏み倒し、すぐさま革命クロス召喚できる。盤面に干渉する能力が多く、一撃で相手の盤面を壊滅させられる。ただ、他のゾーンには触れないので、相手に反撃を許してしまう。また、攻撃を制限する効果こそあるものの、こいつ自身のパワーが低く、相手の大型多色クリーチャーに普通に負ける。実は結構難儀なクリーチャー。コストの2体がちゃんと重いのも大変なポイント。 DM24OD-01「革命X編 第1弾 革命ネクスト・ウォーズ」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/datui/pages/241.html
ライダークロス 隣り合わせの灰と青春(後編) ◆MobiusZmZg 【3】 踏み足から生まれた勢いと、安定した腰の位置を活かした、上段の蹴り。 少女のそれと思えない一撃に対して、アルスが恐怖を感じなかったといえば嘘になる。 けれど、自分のもとに来てくれたザビーゼクターによって作られた装甲は、頑強なものだった。 わずかであろうと、狙いと間合いを外したはずの正拳で骨を砕かれた瞬間に感じた力の差はない。 そうして、思ったままを信じられる。信じるほどに、スズメバチも輝きを増すかのようだ。 (一撃で終わる。一方的に終わらされる。さっきまでなら、そうだったかもしれないけど) この少女と、ぶつかりあう余地を与えられた。 過剰殲滅されず、また、過剰殲滅をしないだけの距離感が与えられた。 少女を許すかどうかは別として、これは、アルスにとっての救いに他ならない。 信頼。聞こえのいい単語のもとに仲間を血に染めさせるような行いは、出来れば二度とやりたくない。 ニムがこの少女と同じようなかたちに変じていたとしても、彼が貫きたい気持ちに、変わりなどなかった。 「幸せ? あたしはそんな、おめでたい人間じゃない」 聞こえのいい単語がもうひとつ、寡黙だった少女の口から放たれた。 こちらが一撃で粉砕出来ないと見えたか、あるいは、数的な不利を警戒してだろうか。 幸せ。こちらの揚げ足を取るような語調で、《もうひとりの勇者》はアルスの盲目をあざける。 耳朶を打つのは、時間稼ぎのような皮肉だった。なにかから逃げて、目を閉ざすような台詞だった。 『そうやって悩んでるあいだは、アルスはマジメで、誠実で、正しいままでいられるよね』 くしくも、少し前にニムが口にした言葉をなぞるかのように、少女はアルスを見上げている。 乾いた声で笑いながら、彼女はアルスよりも自分のことを下において、その四肢をひらめかせた。 相手より自分を下においていながら、蹴りに軽い拳を交えて繋ぐ連撃は、相手の防御を想定しない。 歪んだ自信でもって、彼女は相手を引きずり込まんと動いている。羨んだ相手を陥れようと、戦っている。 アルスを引きずり降ろす間は、自分は底(そこ)から動かないでいられるとでも、信じているかのようだった。 「いい、さ……おめでたい――《人間》と思ってくれるなら!」 フェイクの拳を、本命の蹴撃を、アルスは左腕一本で受け止めていく。 いくら丁寧に受けたとしても、衝撃は砕けた右肩に波及すると分かってはいた。 けれども回避してしまえば、その瞬間にすべてがご破算になるような気配も感じていた。 ひとり、黙々と旅を続けていた自分と彼女は、そこが似ている。なにかを諦めることに慣れている。 だったら、自分くらいは受け止めてやるべきだと思った。相手が諦めるまで、諦めてやりたくないと思った。 ニムに言われたことを活かしてやれば、骨折を癒してくれようとする彼女に応えられるような気がした。 結果、十数回の交錯を経てなお、いまだ少女は跳ばないでいる。 《勇者》から離れたアルスと少女の交錯は、我慢比べのようだった。 「そんなの、勝った側だから言えるんじゃないか!」 しかし、均衡とは、いつまでも続くものではない。 激情を扱いかねた少女の声が弾けると同時、彼女のバックルでバッタが跳ねる。 少女のふくらはぎで、バッタの脚を模した部品がたわむさまを、アルスはしっかりと見て取った。 先刻は氷を足場にしてしまったことで、一撃で終わったものの……あれがバッタの本質ではないことも。 マスクドライダーシステムを構築した組織・ZECTでは《アンカージャッキ》と呼称される部品―― 名を知らずとも、あのカラクリが跳躍を続けるバッタの脚を模していることは理解できた。 「勝った、側?」 このまま、彼女に再びしゃがませてはいけない。 緑に輝いてたわんだ《バッタの脚》。あの関節にだけは触れさせない。 だから、声をあげていた。単純でもいい、疑問を呈して、言葉の応酬を行っていた。 巧まずして揺れた声に、つたない言の葉に、アルスは思いの丈を込める。 「俺を勝った側だって言えるほど、きみは俺のことを知らないだろ?」 その言葉に、アルスの感じた苛立ちがなかったと言えば嘘になる。 その言葉に、アルスの覚えた憤りがなかったと言えば嘘になる。 その言葉に、アルスの仲間の影がなかったと言えば嘘になる。 敬虔な僧侶であるというのに、悪魔の力を与えられてしまった少女。 様々な知識に通暁するばかりに、人を殺してでも生き残ろうとした魔法使い。 彼女たちに降りかかった難題と試練を思えば、勝ったなどとは言えないではないか。 殺し合いの場に呼ばれるまで、自分の盲目にすら気付かなかった自分とて、それは同じだ。 「……あんたはまだ、無くしてない。力があって、仲間がいるじゃない。 それなら、あんたにだって、あたしのことなんか」 救おうとしても、救えないものがある。 一面の事実は、あの魔法使いから存分に教えられている。 先刻、さんざん心配したロシェにしても、いまの彼がどうなっているかは分からない。 「救ったりできるわけ、ない」 「そんなこと――ないだろ!」 だからこそ、ここで同じことを繰り返したくはなかった。 駄々をこねるようにして、単純だが素早い連撃を、今度は避ける。 避けるばかりではなく、左腕ですくい上げるようにして打ち返してやる。 打たれるとは思っていなかったのか、反撃を受けた少女は明らかな隙をさらした。 彼女がひるんでいる間に、アルスはさらに間合いを詰める。 「どうして、俺が動くまでに決めつけるんだ。どうして、先回りして限界を置きにいくんだよ!」 連打を受け続けた先で得られた、ほんのわずかな時間の空隙。 万金にもたとえられよう好機を、アルスは格闘戦にすら不適な間合いへの接近に使い尽くした。 「そんなんじゃ、きみもまわりも救われない。……きみに、なにもしてやれなくなるから」 仮面をまとった少女の左腕を、いまだ無事な左腕でつかみあげるために。 左手どうしの握手は別れの証。商人から聞いたことのある話など、この際どうでもいい。 振りほどこうとした彼女のつま先を、アルスは軽く、しかして容赦なく、踏みつけてやった。 「殴られた分の、お返しだ」 重心の移動など、させてやらない。 ここまでの距離に近づいたのに、今さら振り出しになど戻れない。 もしも両腕が無事であったなら、アルスは視線をそらすことも許さなかっただろう。 彼女が周囲に及ぼした影響に、彼女自身が目をそらしていい道理もない。 だから、せめてアルスだけは、少女と真っ向から目を合わせた。 仮面の下に隠れていても、視線をぶつけ続けていた。 「……そこまで言うなら、あんたがあたしを救ってよ……」 始まりかけた、二度目の我慢比べ――。 場に降りた沈黙と膠着を破ろうとするのは、やはり少女の側であった。 あからさまに捨て鉢となっているとみえた態度が、アルスの視界で認められる。 相手を邪魔だと思っていることの分かる語調が、アルスの耳朶を打ち据える。 だが、少なくとも彼女は対話に応じた。アルスの作ったフィールドのほうに降りてきた。 冷たいが、自分を投げ出すような言葉が、少女を受け止めたいアルスを後押ししてくれる。 けれども彼女には、先ほどまでの力がなかった。 吐息にからんだ重苦しさには、どこか粘着質なものがにじんでいる。 彼女が背負ったものの性質を暗示するような嘆息が、刹那、アルスとの間隙を満たした。 (重い、のか? 家族が……親父のことが、そんなに重たかったのか?) その意味を汲みとりきれないままに、主導権を渡されたアルスは、一瞬だけ困惑した。 果たして、彼女は這い上がりたいのだろうか。這い上がる気があるのだろうかと、疑ってしまった。 このまま声を聴き続けたなら、自分も彼女の重みに引きずられるのではないかと、恐れてしまった。 一瞬の危惧を見透かしたかのようなタイミングで、少女は吐く息にあざけりの色を添える。 「救いたいなら、ここで仲間を亡くしなさいよ。そうすれば――あんたにも、あたしの見るものが分かるから」 「きみはッ!!」 あざけりと同時に、少女はアルスを怒らせるだけの名分を示した。 それと分かっていながら、仲間を守りたい少年は、彼女に引きずられてしまう。 「手。離したね」 事実の確認をするかのように、宣告は淡々としていた。 しかし、少女がアルスを見限った後の状況の推移は、恐ろしく速かった。 彼女の初手は、右足の裏だった。土埃をたてつつ、装甲に覆われていない相手の腹を蹴りつける。 手が離れると知っていたような思い切りの良さで蹴り脚を伸ばした少女は、彼との間合いをさらに離した。 ……まるで、相手が手を離したのなら、自分のほうも離していいのだと言いたげな態度で。 勝手に手を伸ばしてきた者に、自分の側がかかずらう義務などないのだと言わんばかりに。 それは、致命的な失敗に塩を擦り込むにも等しい、悪趣味ともいえる行いだった。 そうされても仕方がないと思えるのが、アルスの優しさで、弱味だった。 「一回離したなら、もう一回、伸ばしてみせるさ……」 けれども、ここでものごとを放り出すなら、彼とて《勇者の息子》で終わっていたのだ。 少女の続けた忍従を、アルスは知らない。アルスの重ねた忍耐を、少女は知らない。 それでも、彼らが《勇者》たりうる者であれた理由は、道を進む意志の強さに集約されよう。 数瞬ののち……彼女が行った舌打ちには、『しつこい』との意味がこもっていたのであろうか。 (やっぱり、そうなっちゃうよな) アルスのしつこさが筋金入りなら、少女の意固地な部分もまた同じだった。 相通じるようでいて、究極的には初対面でしかない相手の挙動を、アルスは間近で見据える。 正確には、見ているしかなかったのだ。 ついさっき、彼女はアルスに返事をよこすこともなく、ベルトに左の指を滑らせた。 バックルの脇に据え付けられているスイッチを、人差し指の腹でもってずらす。 アルスが“普通に”認められたのは、それだけだ。たったのいち動作を経た彼女は―― 「――もう、あんなところにいるだって?」 目にも留まらぬ速度でもって、アルスから、ひいては勇者の生家のあった場所から離れていた。 その言葉を聞いたニムが、合点のいかない様子で少年の視線が向かった先を見る。 「……分かるの? っていうか、あの子が見えるの?」 「ああ。たぶん、こいつのおかげで」 ベホマの詠唱を受けながら、アルスは左腕におさまったものを示してやった。 ザビーゼクター。彼をニムと同じ、仮面の戦士に変えたカラクリだ。 「バッタを使ったあの子と、同じように変身出来たんだ。 だったら……俺のほうにも、今のあの子と同じようになれる、なにかがあるはずさ」 アルスの指は、まず、少女の触れたベルトの脇にと向かった。 右の脇、そして左の脇に、スイッチと思われる突起を見つけられるが、だめだった。 少女と同じように指を滑らせたところで変化はない。苦労して触れた右も、左も、スイッチの形は変わらない。 同じように。同じ。変身した少女と自分は、バッタとスズメバチは、いったい何が違うというのだろう。 疑問を前に、立ち止まって考えあぐねる。 そうしていながらも、そのじつ蜂の巣穴で安穏としているような―― アルス自身に他ならない異形の姿が、ニムの黒い胸甲をとおして彼の目に入る。 「……もしかして」 指は、吸い寄せられるようにスズメバチの体に向かった。 バッタと同じようになれた少女と、自分の最大の違いはそこだ。 アルスが同じようにあるべきスズメバチ。ザビーゼクターは、何も言わない。 『言わねば分からない者に、自分を使う資格はない』とでも言いたげに、ただずんでいる。 彼女の羽が、少女を視認出来ても速度に劣る少年の指に触れたのは、数瞬の間を置いてのちのことだった。 資格者の肘側に尻を向けていたスズメバチが、回転にともなって最大の武器を衆目にさらす。 それにともなって、胸甲や手甲ばかりか、仮面までもがひび割れ、間隙から排気を始めた。 キャストオフ。 針で貫くべき相手を、蜂となって貫くべき意志を決めたアルスは、頑強で安楽な“巣”を脱ぎ捨てる。 胸甲がはじけ飛んだ刹那、装甲の厚さで劣る少女が選んだ札は……もう、彼には分かっていた。 ゼクターがアルスの体に流している何らかの力が、戦場から離脱しようとする少女の姿を視認させ続けている。 《クロックアップ》とやらを利用した彼女は、装甲の雨を回避するまでもないほどに、間合いを離していた。 ―― Change Wasp ―― ゆえに、ザビーが殻を破り、真に蜂となる瞬間を見ていたのは、ニムだけであった。 脱皮の一瞬、限界を超えたその時だけは周囲のすべてを吹き飛ばすようでありながら―― 漆黒に染められた仲間の胸甲に映る蜂の姿は、アルスの目から見ても美しいものだと思えた。 金と黒を基調にした装甲は、さながら星のごとく、夕暮れどきの陽光を照り返しているのだから。 「ありがとう。ずっと、見守っててくれて」 「――折れてるの、後にするつもり?」 「ごめん。もうちょっとの間は、我慢できると思う」 肩をすくめたニムの言いたいことは、アルスにも分かっていた。 ロシェの呪文による失血と、ルーラによる疲労とが、いちど立ち止まった彼の膝を笑わせているのだ。 少女の拳による骨折や、殴打を受け続けたことによる衝撃については、改めて言及するまでもない。 筋繊維と組織を断たれたすえの内出血も、悪化してしまえば処置するほうがつらくなるだろう。 ……けれど、ここで少女を逃がしてしまえば、本当に追いつけなくなってしまう。 もう一回伸ばすと決めた手のやりどころも、少女の揺らぎも、永遠に失われてしまいかねない。 誰かを守るためには体の状態も大事だが、貫くべきものを見失っては、心のほうが折れかねない。 「体が痛い方は、もう慣れてるから。ここで心残りを作るほうが……ずっと、つらいよ」 ゆえにこそ、アルスは自身の体に負担を強いた。 うなずいてくれた仲間に、背中を任せていい相手にうなずき返して、ベルトに触れる。 「クロック、アップ」 ザビーゼクターより響いた電子音は、アルスの選択を受容し、肯定した。 燃えるような夕映え、かすれゆく雲を割いてふたつの音声がクロスしたのと同時―― 未知の領域が、勇者の前に展開される。 ×◆×◇×◆× 【4】 ……タキオン粒子。 語源のとおりに、どんなに減速しても光速で動くと仮定されるもの。 その恩恵を受けるのは、ワームと、ワームを討滅すべきマスクドライダーシステムの資格者だ。 ベルトの脇にあるスイッチに指を滑らせた瞬間、ライダーフォームはタキオン粒子の流れを支配する――。 アリアハンの城下町にて展開された、超高速移動と超高速戦闘。 舞台の役者であるふたりの勇者が余人に見えない理由は、彼女の知らない次元でうたわれる存在に拠った。 逆に言えば、ギャラリーであるニムの側に見えないのは、アルスと少女自身の動きだけだ。 戦闘のさなかに物が壊れれば、それは見える。戦闘のさなかに武器の火花が散れば、火花は見える。 仮に、激しい雨の中で彼らが立ち回っていたら、雨脚の輪郭が少し変わって見えることだろう。 相手にピオリム、自分にボミオスをかけても理解に足りない領域での戦い。 それを初めて見たはずの僧侶が想像力を働かせることが出来たのは、少女の初手に起因した。 (まったく。よっぽどここでアルスを殺しときたいみたいだね) 《クロックアップ》。 少女の腰に巻かれたベルトが残し、アルスがなぞった異形の力。 それでもって逃げ去ったと思われた少女が選んだのは、呪文による面攻撃であった。 結局、アルスがクロックアップすると同時に放たれたギガデインは、彼の踏み出しを追い切れなかった。 けれども、ニムの視界を真っ白に染めるほどの閃光は、異形である彼女をしてうめきをあげさせ、 強い光のなかに刻まれた影が、彼らのありようを僧侶の少女に知らしめたのだ。 「……だけど、あんなに激しい動きを強いられるなら、絶対長くは持たないな。 アルスは傷のことがあるし――あちらさんは、アルスがああなる前からずっと動いてたはずだから」 だからこそ、ひとりごちたニムは、自分の仮説に自信をもてる。 超高速移動の恩恵と負担から先に解放されるのは、アルスよりも少女が先だと。 これは、長期戦において支援呪文がかけたそばから解けていくのと同じような理屈でもある。 なにも見えないニムに、少女が動いていたとまで想像出来る根拠は―― 《キャストオフ》。アルスが『脱皮』した際に、なにも起こらなかったことによる。 弾き飛ばされた鎧を前に、少女が素早く避けていたなら土ぼこりのひとつもあがっただろう。 弾き飛ばされる合金のかたまりを甘く見ていたなら、少女の型がひとつ、宙に出来ていたかもしれない。 どちらも起こらなかった以上、あの瞬間、少女は面制圧に向いた場所を探していたとの推測がかなう。 (逆に言えば、面攻撃なら……クロックアップ? されても平気だと思ったのかな) そうだとすれば、少女のほうも高速戦闘には慣れていないということになる。 もっとも、仮面の異形にせよ虫型のカラクリにせよ、根からして違う異次元の産物なのだ。 クロックアップというものが、加速した『常と違う感覚』を逆手にとれるシロモノでも無いかぎりは―― 避けても無駄な攻撃を行うという少女の考えは、ある意味では正しいものだといえる。 (で、今は城のほうか。上手いこと、目印を作ってくれてる) 石畳のへりに出来たひび割れを認めて、ニムは見当をつけにかかった。 教会から持ってきた天秤。神が生前の善行をもとに魂をはかる道具が、彼女の手中で風を受けている。 戦いの場にそぐわぬ道具を構えた彼女は、路地から城の様子を一望出来る場所へと駆けた。 (新しい力を無理して使うな、って言うけど……。 巻き込まないような面制圧っていうとコレくらいだもん。アルスの頑張りにだって応えなきゃ) ……憐れむべきは、隣人の魂。 魂の軽重をはかるは、魔人の掲げる天秤。 白く無機質な秤の受け皿が、骨をすり合わせたかのように軋んだ音をたてる。 魂をふるわせ、嘆きをもたらすは、人の重みを計上し、冥界へといざなう黒き騎士の力。 アルスに先駆けて、少女が“戻る”瞬間を狙うと決めたニムの手は、ソウルバランスと呼ばれる悪魔の業だ。 そして、これこそが、アルスとともにあることを決めた、僧侶の本気の証拠でもある。 これまで一人で戦ってきたアルスが、不器用ながらも自分の意志を貫き通そうとしているのだ。 それが分かっているのなら、背中を任せるとまでアルスに信じられた彼女が、本気にならない理由はない。 勇者ではない、彼自身に信頼を返せるのなら、同族の魂をもてあそぶ罪業に対する罰も受けよう。 ひとりぼっちの勇者と、ひとりぼっちの異形。 だからこそ、ふたりなら戦える。戦って、戦いぬける。 ふたりで、皆でいるためならば、いかな壁も乗り越えられる! 「アルス!」 加速した状態でも、きっと聞こえるであろう、声。 単純ゆえにこそ万感を込められる呼び声を、ニムは詠唱の代わりとする。 次の瞬間――天秤は傾き、悪魔の雷が《もうひとりの勇者》を大地に縛った。 * * * 相手に雷が突き立ったと同時、スズメバチの針がうなりをあげていた。 ザビーゼクターの針に込められた力を開放した、アルスの獅子吼が夕空にこだまする。 体に負担のかかる高速移動から、すでにして開放された少女には、少年の針を避けるすべはない。 剣を盾として構える動作すら、光速の世界に身を置いている者には、ひどく緩慢なものと感ぜられる。 ―― RIDER STING ―― それならば、彼女に手心を加えるべき者は、アルスの他にいなかった。 電光。勇者の雷を思わせるが、緑味の強い輝きを帯びたスズメバチの針―― それを、誰に、何に刺すか。その力でなにを貫き通すかは、アルスの決めるべきことでもある。 接触の瞬間。対象とぶつかった針からは、青白い色に遷移した火花が生まれた。 ―― CLOCK OVER ―― 剣そのものが発光しているような一瞬を経て、その片刃が砕け散る。 少女の得物と引き換えに、アルスの針は、相手の肩口を少しく貫いた状態で止められた。 人間相手なら骨をも貫いただろう鋭さと、手加減できるものではない電光の威力に、少年の側が戦慄する。 それでも、呼吸の律動に世界が噛み合う感覚が、アルスに少しく平静を取り戻させてくれる。 城の前で立ち止まったのは、仮面を取り払った勇者。ふたりのマスクドライダー。 彼らを見守っていた異形は、黒き騎士の名を冠せられた魔人、ブラックライダー。 そこに現れる第四の人物は、女王の騎士たる男性。ドゥーハン王国を守りきる―― 「ロシェッ!」 城の堀端から姿を見せたクイーンガードに向けて、アルスは叫んでいた。 彼との再会が意外だったわけではない。城から街が一望できる以上、こちらの動きは掴まれても仕方がない。 派手な戦いの末に正門前にまで移動していれば、城の内部にいても気付かない確率は低いだろう。 それよりも、アルスには見逃せないものがあった。“それ”ゆえに、ロシェから目を離すことが出来なかった。 「それは、いったい。誰の血だ……」 返り血が、ここで初めて会った者の体に染み付いている。 遠目から見ても分かるほどに、三つ編みの長髪にからんだまま落ちていない。 黒くねばって、かたまりつつある流体は、他のなによりも分かりやすい証拠であった。 かりに、相手の心臓をひといきに貫いたとして、こんなにも汚れることが出来るのだろうか。 疑いかけて思い直す。マントを重く湿したサマンサの出血は、彼女の軽さを納得出来るほどに多かった。 少年を前にして、歩を進める騎士は沈黙を保ち続ける。それこそが、アルスの予想を裏付けているようだった。 それでも、少年は返事を待った。 自分たちに向けて歩みを続ける騎士が、自分に答えを返すときを待ち続けた。 クロックアップ。ピオリムを超えた加速を終えて以降、肩で呼吸をしていたところで―― ついに片膝がくずおれる。ニムに抱えられて、右肩に痛みがはしっても、うめき声さえ出せない。 クイーンガードは、倒れ込んでいる少女のそばで、しばらく足を止めていた。 ちいさくあがったうめき声。とげを失っている響きは、それでも彼女のものだと判る。 彼女を抱え上げた騎士の表情は、もはや、判然としない。 「スティプル」 かすみはじめた視界のなかで、アルスが頼れるのは聴覚と、触覚と、嗅覚だけだ。 そのうち、前のふたつが急を告げた。赤い、違う。赤から橙に、橙から白へ遷移するのは―― 炎の、柱か。名も知らぬ少女と騎士へ続く道に、熱のかたまりが打ち立てられたのだと肌が伝える。 ロシェの織り上げた耳慣れない呪文の結びは、決然とした響きを少年の耳に残した。 「か、は――っ、う……くふッ」 ……どうやら、呪文だけがロシェの置き土産ではないようだ。 可燃物でも仕込んでいたのだろうか。風下にいたアルスは、煙に呼吸を妨害される。 「――いないッ!?」 だが、彼が真に驚き、息を詰めたのは、ニムの言葉の中身にだった。 いない。炎の柱をたてて、わざわざ動きを封じたのなら、少女を抱えて城に行くつもりではなかったのか? ルーラのような呪文か、はたまた、キメラの翼のような道具でも使ったのか。 考えは様々に浮かぶものの、なにか、決め手が足りない。いいや、足りなくて当たり前だ。 炎の呪文を使った以降のロシェが何をしたか、詳しいところはアルスに見えなかったのだから。 「アルス? しっかりして、ねえ!」 きっと、炎に視界を封じられた、ニムのほうにも。 腕の怪我を重くみたのだろう、体を揺らさずに呼びかけてくれる彼女は、ひどく優しい。 「ごめん。あの子を、なんとか……したかったのに」 優しい彼女に謝ってしまうのも悪い気がしたが、言葉を選ぶ余裕もなかった。 サマンサのときは、マントに隠した。だけど、自分自身の血を浴びることのほうは、もう慣れている。 それなのに。他人のものと分かる返り血を見ただけで、ここまでの衝撃を受けてしまうなんて―― 「なん、て――《勇者》だ」 自戒と自責の相半ばしたつぶやきは、落ちていく意識にも苦く沁みた。 【D-3/アリアハン・城下町/夕方(放送直前)】 【アルス(男勇者)@ドラゴンクエスト3】 [状態]:気絶、疲労(大)、MP消費(中)、右肩粉砕骨折+内出血、裂傷複数(処置済み)、中度失血 [装備]:クギバット@MHシリーズ、ザビーゼクター&ザビーブレス@仮面ライダーカブト [道具]:基本支給品×2、不明支給品×0~4 [思考]:ひとりで死ぬのは、怖い。だから、一緒に生きていく 0:気絶中 1:ニムのことを信じてみせる。《もうひとりの勇者》をなんとかしたい 2:思いを守るために、他者への敵意を示すような手段は選びたくない [参戦時期]:ゾーマ復活後。アレフガルドに到達している [備考]:バラモスをひとりで打倒しています。 ザビーゼクター@仮面ライダーカブトに資格者として認められました。 【ニム(女僧侶)@ドラゴンクエスト3】 [状態]:悪魔化(魔人 ブラックライダー@真・女神転生3)、魔力消費(小) [装備]:ルーンアクス@魔界塔士、天秤@現地調達 [道具]:基本支給品×2、カマエル@DQ9、サウザーのバイク@北斗の拳、あぶない水着@DQ3 [思考]:全部ノアの仕業だ! ゆ゙ る゙ ざ ん゙ ! 0:アルスを介抱する。襲撃者とロシェはどこに……? 1:アルスと行動。だがこの姿だけは……やっぱりありえん(泣) [参戦時期]:ゾーマ復活後、アレフガルドに到達している [備考]:男盗賊やサマンサとともに、のちのアルスの仲間になっています(26話参照)。 [ブラックライダーのスキル]:ソウルバランス(敵全・HPを半減+魔封/魔力属性)、絶対零度(敵複数・氷結) ※サマンサ@DQ3の遺体は、アルスのマントにくるまれた状態でD-3/アリアハン・教会に安置されました。 ※D-3/アリアハン・勇者の家が崩壊しました。ラムザ@DQ3の遺体は瓦礫の下に埋まっています。 ※腹切りソード@METAL MAX RETURNSの残骸は、D-3/アリアハン・城下町に放置されています。 ×◆×◇×◆× 【5】 少女のまとう外套は、首をも覆う類のものであった。 襟巻きのように巻き付いた布の隙間には、無彩色の塵が少しく溜まっている。 二本の指でつまんだなら即座に輪郭を崩した、それは樹や何かを燃やしたものではあり得ない。 指の肌理に湿り気を残す粉塵の感触は、魂をもてる者どもの遺灰のそれだと理解出来た。 寺院も機能しない、そもそも、遺灰の概念があるかどうかも分からないこの場所において―― ロシェは、相手を灰にしてしまえるすべと、灰をもとの状態に戻すすべの両方を知っているがゆえに。 相手を一瞬で塵と変える、アッシュ。 神への祈りによって相手を蘇生させる、カーカスとカテドラル。 死の一形態といえる灰と親しくあるのは、魔術師魔法と僧侶魔法の双方を修めているから。 なにより、取り憑き続けた相手を灰と変える死神と隣り合わせに、ドゥーハンの廃墟を探索したからだ。 (地下牢や城を探索するのも……久方ぶりか) もっとも、扇の訓練を兼ねた休息を終えてのち、城を巡っていたのは別の理由がある。 支給品ではフォローしきれない、細々とした道具。地下の冷気を防ぐための毛布に、外套など。 いわゆる生活雑貨のたぐいを集めておこうとしていたのだが、上に出たおかげで面白いものが見られた。 単体だけでは、危惧すべき事項なのだろうが……対になりうる札は今、彼の傍らにいる。 だが、対策ができうるからとはいえ、けっしてロシェの気分は良いといえない。 ある王国に復讐するために捨て子を刃と変えた、かつての《育ての親》のことが――。 終には武神をおのが魂で揺り起こした老司教の面影が、思い出されてならなかったからだ。 * * * 目が覚めて、真っ先に気にしたのは周囲の薄暗さだった。 治癒の魔法でもかけられてしまったのか、傷の痛みはいやに軽い。 だからこそ、薄暗いなかで不自然に距離を離されたデイパックに左手が伸ばせた。 「あ……」 「すまないが、中身をあらためさせてもらった」 剣が砕けたのは覚えているが、手を入れられたような感覚がある。 それを肯定するような第一声が、相手の男から発せられた。 「常に周囲を警戒し続けるわけにもいかないだろう。城から続く階段には、すでに罠を仕掛けている」 エルフの髪を弦にしたという石弓が、たしかに袋の中から消えていた。 上手いことを言って着服したのだと思えないのは、扉の先にある光景が証明している。 ナジミの塔に続くはずの地下通路には、細くとも強い絹糸と、木切れを使った鳴子が仕掛けられていた。 扉の先で水の流れる音を聴いて、ようやっと、ミレニアにも現在地の把握がかなう。 ここは、男の言うとおり、アリアハンの城の地下……正確には、地下牢だ。 「そして……ゼクターというのか。《THEBEE》とやらの説明書きを持っていたのはきみだろう? 脱皮は彼の意志だとしても、クロックアップを見せるとは。いささか札を切りすぎたな」 男の指摘は、真実だった。 真実であるからこそ、ミレニアには返す言葉もなかった。 マスクドフォームからライダーフォームに脱皮する、《キャストオフ》については……仕方がない。 自分にしても、ホッパーゼクターからある種の意志を受けて、魔物にライダーキックを連発出来たのだから。 だが、その前段階にある変身を。そして、ライダーフォームからさらに進化を見せる超高速移動―― クロックアップの存在を無知な資格者に悟られてしまったのは、確かに彼女の失策なのだ。 「あんた……どう、して」 「私は、すでにして人類を滅する人類だ。故郷に生きた人のために、国を滅ぼすと決めた人間だ。 だが、独力では犬死にする。ああした異形には勝てないと解したからこそ、私はきみを拾ってきた。 ここに来るには、瞬時に拠点に戻る道具の力を使った。同時に撹乱も行っている」 ――いま少しは休めるだろう、と。 流れを理解するのでなく、理解を強いるような説明こそが返答だった。 そうではない。どうして。どうして私を選んだのか。私なんかを助けたのか。 乾いて、渇いてひび割れた声には、冷淡な響きが返ってくる。 「きみにももう、分かるはずだが……超高速戦闘に対応できたのは、私ではなくきみのほうだ。 それだけでも、私にはきみを助ける意味がある」 最後の一節で、今までの言葉が染み渡った。 目の前にいる男は、絶対に、仲間などではない。 最後のひとりを目指し、ノアに命ぜられた殺し合いを戦い抜くと決めた者。 その考えに至った委細はどうあれ、最終目標が同じであるからこそ、競合せざるを得ない者だ。 それなら。それなら、この男が倒れようとも、構うことはない。 倒れられても、背負われても、なにをするのも相手の勝手なのだから。 相手が、勝手に自分の益になると考えた末の行動であるというのだから。 だったら、もう、いいのだ。 背負われる自分が、気に病まなくても。 相手が背負っただけ、自分が背負わなくても―― 「……あ。ぅ、ぐ……かふッ」 吐き出す息に水気が交じった。 硝子のそれとは思えない瓶に入った水を、ミレニアは男の手から奪っていた。 むせて、えずき、手許がまどっても、乾いている。からだが渇いている。 失ってしまった血と体液の分だけ、いまは水が欲しいのだ。 たとえそれが、気に入らない相手が差し出したものであるとしても。 たとえこれが、気に入らない相手にひれ伏すような行いだとしても。 「マスクドライダーとやらが二人となれば、単騎で戦うことの限界も理解できたろう。 その点については、私も似たようなものだが―― 強い絆は、剣でも切れない。単騎では防げぬ連携の数々を、私は知っている」 最後にこいつを蹴落とせるなら、それでいい。 アルスやニムといった者を蹴散らせるなら、それでいい。 そこまで考え、敵意を込めて相手をねめつけたところで―― ミレニアは、男の瞳が不自然なまでに表情を消していることに気付いた。 「あんたの……名前は」 「ロシェだ」 呪文を封じられた自分に代わって、名剣から癒しの力を開放している彼は短く返す。 ロシェの目的は――故郷の人々を救うために、故郷を滅ぼす、だったか。 やはり、血が足りない。毛布をかぶっても寒い。ひょっとすると、空腹も影響しているのか。 「ミレニア。あたしは……ミレニア」 氷のような無表情は、光に目を背けたものであると。 平穏な日々を諦めたがゆえのものなのだと気付くまで、少女はしばしの時を要した。 【D-3/アリアハン城・地下牢/夕方(放送直前)】 【ロシェ(男主人公)@BUSIN~wizardry alternative~】 [状態]:中度疲労、魔力消費(小) [信頼度]:義(ミレニア) [装備]:クイーンガードの剣@BUSIN、アイスブレード@ソウルキャリバーⅢ、 魔浄扇@真・女神転生if...、魔戦の護符@BUSIN [道具]:基本支給品×3、モドリ玉×2@MHシリーズ、道具類@現地調達、不明支給品×1~4 [思考]:優勝狙い。女王と民草の魂を解放するために生き残る 1:城を拠点にしつつ、参加者を殺す。超高速戦闘(クロックアップ)への対抗策が欲しい 2:可能ならば、ミレニアにアレイドアクションを教える [参戦時期]:異空で主人公の本体と出会った後~ラスボスと戦う直前 [備考]:人間/善属性(性格・正義感)/職業・盗賊→騎士(Lv5までの魔術師魔法・すべての僧侶魔法使用可) 【ミレニア(女勇者)@DRAGON QUEST3】 [状態]:大きく疲労、右鎖骨下に刺傷(止血済み)、全身にダメージ(中)、やや失血、魔封(時間経過で解除) [信頼度]:疑(ロシェ) [装備]:夢見るルビー@DQ3、毛布@現地調達、ホッパーゼクター&ゼクトバックル@仮面ライダーカブト、 ゼクトマイザー&マイザーボマー(110/200)@仮面ライダーカブト [道具]:支給品一式×2、ビームライフル(10/30)@魔界塔士、クルーザー@仮面ライダーX、太矢×39 [思考]:背負われたくない。だから、すべてを蹴落とす 1:現状はロシェと行動する。数を打ち破るだけの力が欲しい 2:アルスとニム、ロシェのことが気に入らない [参戦時期]:ロトになった後 [備考]:ホッパーゼクター@仮面ライダーカブトに資格者として認められました。 【アレイドアクション(アレイド)について】 ロシェとミレニアの間で、以下のアレイド=連携行動の習得・運用が可能になりました。 パーティランクは同行者の平均値。現状は(義+疑)÷2で「盟」となります。 [習得可能なアレイド] ・Wスラッシュ(前衛ふたりが敵単体へ同時に飛びかかり、高いダメージを与える) ・牽制射撃(後衛が、前衛に向けられた物理攻撃を飛び道具or投石で妨害する) ※D-3/アリアハン城・地下牢への階段に、エルフの石弓を利用した罠(クロスボウ・ボルト)が仕掛けられました。 低所に張られた糸に引っ掛かると、天井付近から装填の終わっている矢が一本だけ発射されます。 また、地下牢からナジミの塔へ続く扉の先にある通路には、木切れと糸を使った鳴子が仕掛けられています。 【天秤@現地調達】 アリアハンの教会から、ニムが調達したもの。 分銅との釣り合いをとることによって、対象の重量を計る道具。 神話においては、これで人の業を計って天国行きか否かを決める例が存在する。 【モドリ玉@MONSTER HUNTERシリーズ】 エペ(ソードマスター)に支給された。 ベースキャンプへ一瞬にして戻ることが出来る消費アイテム。 使用する際、地面に投げつけると視界いっぱいに煙が噴き出すのも特徴のひとつ。 【エルフの石弓@BUSIN~wizardry alternative~】 ミレニアに支給された。 後列攻撃が可能な両手用の石弓。 エルフの髪を使った弦につがえられた矢は、標的を眠らせる追加効果を得る。 また、クロスボウ用の太矢(クォレル)がセットで支給されている。 【道具類@現地調達】 アリアハン城から、ロシェが収集したもの。 内訳は糸や布類、野営用の毛布、小さな木づちと釘など。 軽い工作には有用だが、精密機械の扱いは不可能。武器としての転用も難しいと思われる。 059 ライダークロス 隣り合わせの灰と青春(前編) 投下順に読む 060 *うみのなかにいる* 059 ライダークロス 隣り合わせの灰と青春(前編) 時系列順に読む 062 ジャガンは月輪に飛ぶ 059 ライダークロス 隣り合わせの灰と青春(前編) アルス [[]] ニム [[]] ミレニア [[]] ロシェ [[]] ▲
https://w.atwiki.jp/sd6thwiki/pages/246.html
←戻る ◇クロストリガー ( スペルバレットCLv5 + PLv60 ) 成長値 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 +5 +7 +1 +3 +1 +2 +10 +5 +9 補正値 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 - - - +20% +10% - +15% - - ◇ソウルアビリティ 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 浸透圧 1 強化 『魔弾浸透』専用強化アビリティ / 『魔弾浸透』のAC+1自身の魔攻力より対象の魔防力が高い場合のみ、さらに浸透量が25%上昇する 2 0 CLv1魔弾浸透修得 2 1 CLv3 3 CLv5 ヒーロースタイル 1 強化 『スロースターター』専用強化アビリティ / 『スロースターター』のAC+1『スロースターター』発動時、味方に戦闘不能者がいる場合は上昇値が1.5倍になる 2 0 CLv1スロースターター修得 2 強化後効果:『スロースターター』発動時、味方に戦闘不能者がいる場合は上昇値が1.6倍になる 1 CLv3 3 強化後効果:『スロースターター』発動時、味方に戦闘不能者がいる場合は上昇値が1.7倍になる CLv5 ハイトルク 1 一般 魔法攻撃時、20%で制御力が半減し、減少値の100%分DSが上昇する一定時間、制御力半減は継続 / その間は再発動しない / 魔銃限定 2 2 CLv1 2 強化後効果:減少値の110%分DSが上昇 1 CLv3 3 強化後効果:減少値の120%分DSが上昇 CLv5 レックレスファイア 1 一般 魔法攻撃時、DSが15%上昇するただし、20%で自身が上昇値分のダメージを受け、DS上昇効果が消える 2 2 CLv1 2 強化後効果:DSが17%上昇する 1 CLv3 3 強化後効果:DSが19%上昇する CLv5 "バレットウィッチ" コス バレットウィッチのコスチュームを獲得する 0 0 CLv5+PLv90 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 ブーストショット 3 ガード 強化後効果:攻撃射程が+2.0される 1 0 CLv1 魔弾浸透 4 一般 強化後効果:装備魔攻力の26%分、対象の魔防力を無視する 1 2 CLv1 5 強化後効果:装備魔攻力の28%分、対象の魔防力を無視する CLv3 6 強化後効果:装備魔攻力の30%分、対象の魔防力を無視する CLv5 ※強化限界 スロースターター 4 一般 強化後効果:魔攻力と制御力が1.3~3.0%ずつ上昇していく 1 2 CLv1 5 強化後効果:魔攻力と制御力が1.4~3.0%ずつ上昇していく CLv3 6 強化後効果:魔攻力と制御力が1.5~3.0%ずつ上昇していく CLv5 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 コメントフォーム 名前 コメント